上映館情報
青森県:青森松竹アムゼ(近日公開)
東京都:K’s cinema(4月15日~)
東京都:アップリンク吉祥寺(4月14日~)
神奈川県:シネマジャック&ベティ(近日公開)
神奈川県:あつぎのえいがかんkiki(4月14日~)
愛知県:センチュリーシネマ(6月23日〜)
栃木県:宇都宮ヒカリ座(8/25〜)
群馬県:前橋シネマハウス(5/20〜)
大阪府:シネ・リーブル梅田(4月14日~)
京都府:アップリンク京都(4月14日~)
広島県:横川シネマ(近日公開)
福岡県:KBCシネマ(6月13日~)
Introduction
1944年、スロバキア第一共和国。第二次世界大戦下、仲間たちが楽しむ娼館を後に、部隊から脱走した一人の若い兵士がいた。彼は、流産後田舎の軍需工場で働く妻の元に身を寄せ、脱走兵であることを隠しながら妻と共に工場で働き始める。しかし、運命のいたずらか、娼館にいた謎の美女が工場経営者と結婚するために村にやってきて……。閉鎖的な軍需工場のある小さな村を舞台に、生き延びるために奔走する男女を描いたサスペンス・ドラマ。新進気鋭のスロバキア人監督ペテル・マガートが、デブリス・カンパニーの舞台劇「EPIC」をベースに、北アイルランドの脚本家ユエン・グラスが手掛けたオリジナル脚本を映画化。これが長編英語版デビュー作となる。ナチス・ドイツの支配に対して起こったスロバキア民衆蜂起を背景に、「小さな王国(原題)」とも言うべき傲慢な男が独裁的に経営する軍需工場で、生存を懸け繰り広げられる愛憎劇、パワハラ、裏切り、忍び寄る戦争の暗い影。衝撃のラストが胸を打つ。
エヴァ役には、スウェーデン生まれの『ザ・クーリエ』(2019)出演のアリシア・アグネソン、ジャック役には、イギリス出身で『リジェネレーション』(2015)でも主演したラクラン・ニーボア。バール役には、アメリカ出身で、『ジョジョ・ラビット』(2019)や『ヘルボーイ』(2004)出演のブライアン・キャスプ、謎の美女・キャット役には、クロアチア出身のクララ・ムッチなど、世界各国からキャストが集結した。
STORY
第二次世界大戦末期、スロバキア第一共和国の歩兵部隊は森の中に佇む娼館を見つけ、ひと時の休息を楽しんでいた。仲間たちが娼婦と個室に消えるなか、転居したばかりの妻エヴァから届いた手紙を握りしめていたジャックは娼館を抜け出し、夜の森を走り出す。銃声の音を耳にしながら軍をから脱走したジャックは、エヴァとの再会を果たし、エヴァが傲慢な男バールが経営する田舎村の軍需工場で働いていることを知る。脱走兵であることを隠し、工場で働き始めるジャック。そんな中、戦後の工場経営に危機を感じていたバールは、注文確約の条件して政府の役人ハナーチェクの愛人との結婚を要求される。その女とは、ジャックが逃げた娼館にいた美女・キャットだった。
CAST
エヴァ:アリシア・アグネソン
ジャック:ラクラン・ニーボア
バール:ブライアン・キャスプ
キャット:クララ・ムッチ
ハナーチェク:ヤン・ヤツクリアク
ジュリア:エイミー・ラフトン
アルジュベタ:アビゲイル・ライス
フリーダ:クリスティーナ・カナートヴァー
STAFF
監督:ペテル・マガート
脚本・原案:ユエン・グラス
脚本:ルツィア・ディッテ、ミハエラ・サボ
プロデューサー:ズザナ・ハディモヴァー、ブラニスラヴ・フルピーク
2019年/スロバキア/98分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/英語/原題:『Little Kingdom』/配給:NEGA